続・断捨離と、MOTHERの話。
前の記事で断捨離について書いたんですが…
昨日ブックオフに本やゲームを売りに行ったら、
想定してた金額よりも諭吉1人分多かったので嬉しかったです。
そうかゲームは高いんだった。
半年に1回くらいの頻度でブックオフに売りに行くんですが、
漫画や本ばかりだからいつも安いんですよね。
その感覚でいると、たまにたくさんゲームを売ったときはびっくりします。
それだけ購入時の単価が高いってことだから
これまでいくら使ってんだって感じだけど…。
でも本やゲームは日々暮らしていくための「心の栄養」だから後悔はない!
今までありがとう!
また新しい本やゲームを栄養にして元気に生きるよ!
本棚もかなり片付いて、旦那所有の本とか
家族共有のものがほとんどになりました。んースッキリ。
そんななかで、いまだに生き残っている
私所有の数少ない本のひとつがこちら。
「マザー百科」です。
糸井重里さんが手がけた、ファミコンRPG「MOTHER」の攻略本。
ネスやリュカがスマブラのレギュラー参戦キャラなので、
今はそれで知ってる人が多いのかな。
あとは「Undertale」の作者が強い影響を受けたゲームとしても。
手放せない理由はMOTHERが好きだからってのが当然一番なんですが、
それだけじゃないというか。
この本はとにかくすごいんですよ。
もう30年ほど前の攻略本なんですが、内容がすごく凝ってるんです。
(これは復刻版なので本自体は15年ほど前のものです)
そもそもこのMOTHERというゲームが
・アメリカのようなカントリーな街並み
・ビルだらけの都会
・武器はバットや銃、フライパン
・回復アイテムはハンバーガーとかジュース
・最初の頃の敵は、野良犬とかその辺のお兄さん(「倒す」じゃなく「おとなしくさせる」)
・電車に乗って移動 など。
そんなリアルな世界観だったので元々現実寄りではあったのですが。
それでもファミコンなので台詞は多くなくてあっさりしてるのに、
あの情報量の少なさから
ここまで町人の暮らしぶりが想像できるような、
本当にMOTHERの世界が実在するかのような構成にしていて、
編集チームの強い愛と遊び心をひしひしと感じます。
妥協をしない、ユーモア溢れる仕事ぶりにエネルギーを貰えるので、
手元に置いて何度も読み返したくなります。
それにしてもマザー百科に限らず、昔のゲームの攻略本って
かなり面白くてクオリティ高かった気がします。
ドラクエとか、MAPや道具や装備が全部手書きイラストだったような。
内容も濃かった。
ネットがない時代で、みんなが攻略本頼りだったから
作りがいがあった時代なのかもしれない。
今はそもそも攻略本って売ってるのか…??
攻略に詰まったら大人はネットで調べるし、子供はyoutubeで調べるしなぁ。
攻略本そのものが過去の遺物なのかも(^◇^;)
これも宝物です。
どこかにネスがいるので探してみてください(*´∀`*)